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後味の悪い話 その168 [無断転載禁止]©2ch.net

1 :本当にあった怖い名無し@無断転載は禁止:2016/12/21(水) 07:04:26.22 ID:FEu5e32N0
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・ageよりsage進行でおながいします。
・映画や小説、漫画、ネットの噂などのネタやコピぺも可です。
・1回で投稿しきれない長文は、投稿前にメモ帳でぜんぶの文章を書き終えてから、連続投稿してください。
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・「ン〜ゴ」「〜クレメンス」等特定の板限定で通用する言葉をもっと広めるためにもどんどん使用していきましょう。

聞いた後に何となく嫌な気分になったり、切なくてやりきれない夜をすごしてしまったり、
不安に駆られたり、体中がむず痒くなるような話を語り合うスレです。

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後味の悪い話 その167
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871 :1/5@無断転載は禁止:2017/03/06(月) 15:01:42.76 ID:z2B5/yNw0
昔、多分2chで見たかなりうろ覚えの話
めっちゃ長いですすまん。

"私"は幼いころに家を追われ、一人で色んな街を彷徨い
今はとある町の空き家になった一軒家でこっそりを暮らしている。
当然普通の人間のようにお金を稼ぐようなことはできず
それでも町の人は温かく、私を訝しんだり詮索することはなく
それどころか度々食料を与えてもらうこともあった。
そのおかげでなんとか生きて行けていたが
空き家の中にこっそり住んでいることがバレては
追い出されてしまうことは過去の経験でもわかっていて
それだけは絶対に見つからないようにしなければいけなかった。
興味津々な小学生がこっそり後をつけてくることもあったが
長旅を自分の脚で超えてきたこともあり
本気で走れば彼らを撒くことは難しくはなかった

872 :2/5@無断転載は禁止:2017/03/06(月) 15:03:48.20 ID:z2B5/yNw0
そんなある日、私は家の前で彼女が倒れているのをみつけた
近所の悪餓鬼に行き過ぎた暴力を受けたのだろうか、傷だらけで
気も失っているようである。
私は急いで彼女を中に入れ、私なりに傷の手当てをして
それでも目を覚まさない彼女のそばで一緒に眠った。
私が目を覚ますと彼女は既に目覚めており
私から距離を置いて警戒するような眼で私を睨み、低くうなった。
しかし私が食べ物を差し出すと、やはり彼女は空腹だったようで
パンや果物にがっついた。
必死に食べ物を頬張る彼女を見ていると妙に愛おしくなってしまい
その横に私は座った。ご飯を食べ終えると彼女は私をじっとみつめたあと
そっと私に身を寄せて、また眠った。
その時に私は決意した。私がこの子を育てようと。
そして、二人のであった日が雪の降る日だったことから「ユキ」と名付けた。

873 :3/5@無断転載は禁止:2017/03/06(月) 15:05:17.96 ID:z2B5/yNw0
半年ほど経ち、貧しいながらも私とユキは一緒に暮らしていた。
しかしある日、私が商店街を歩き、食べ物を貰って帰ってくると
ユキが見当たらない。勝手に出歩くなと言っていたのに。
私は焦って飛び出して街中を探し回った。
空き地で見つけたユキは、悪ガキ小学生たちに囲まれ
逃げられないように首に紐を結ばれた状態で石を投げられていた。
私は思わずその前に飛び出し、大声で小学生たちを追い払った。
しかし身体の大きい男の子が、私のことまで抑えつけ
木の棒で殴ろうとしてきた。私は必死になって振り払おうと
思わずその男の子の腕に噛みついた。
痛みと驚きでその子は泣き出した。
その隙に私はなんとかユキの紐を外し、一緒に家へと向かった。
幸い小学生たちはついては来ない。
しかし、ユキの怪我は思っていた以上に深刻であった。

874 :4/5@無断転載は禁止:2017/03/06(月) 15:06:52.57 ID:z2B5/yNw0
家の中で必死に看病するが、治療道具もろくになく
また知識もない私ではユキの頭から流れる血をとめることはできなかった。
私を意を決して外に飛び出し、いつも食料をもらう商店街へ走った。
商店街の中を、大声を上げて走る。
「どうしたんだい」「今日は様子が変だよ?」
街の人が出てきてくれる。
私は出てきてくれた人がついてきてくれることを願い、
また大声を出しながら走る。
いつも悪餓鬼から逃げる時のように全力ではなく
時折振り返りながら走るその姿に何かを察してくれたのか
数人の人が私のあとを息を切らしながら走ってついてきてくれた。
やがて家に辿り着いた私は、私の家の前でまた大声で叫んだ。
「この中になんかあるんだな!?」
そういって一人の男が家の中に入っていった。そして十数秒後、
「おい!子供が血を流して倒れてるぞ!!!」
と声が聴こえた。

875 :5/5@無断転載は禁止:2017/03/06(月) 15:08:06.79 ID:z2B5/yNw0
良かった、これできっと大丈夫だ。
でももうこの家で暮らすことは出来ない。
ごめんね、ユキ。やはり犬の私にあなたを育てることはできなかった。
もっと早く、誰か他の人間にユキを預けるべきだった。
本当にごめんなさい。

そう言いながら"私"がその街を離れるシーンでEND

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